バンテアイ・スレイ 赤の魅力
2010年 05月 21日
アンコールの遺跡群は広範囲にわたり点在しています。
郊外に点在する遺跡をいつくも周ろうというのは、よほど時間のたっぷりある人でないと時間的にも体力的にも無理でしょう。
でも、郊外の遺跡の中でもここは外せないと言われているのが「バンテアイ・スレイ」です。
バンテアイ・スレイはシュムリアップから車で1時間ほどの場所にある遺跡ですが、やはり人気なのか、観光客の数も多く、しかも土産物屋や休憩所もキレイな施設がある、今回まわった遺跡の中で、最も「観光地然」としていた場所かもしれません。
今まで見てきた遺跡と違って、ここは赤砂岩が使われているために全体的に赤味がかった色合いになっています。そしてその赤が周囲の緑に映えてとてもキレイです。
外周をグルっと周ってもすぐに周れちゃうくらいに小さな遺跡でしたが、見所は満載でした。
今回、どこの遺跡をまわっても池の水が干上がっていて、「水面に映る遺跡」という、ある意味アンコールワットに期待していた場面に出会わなく、そういう意味ではちょっと期待が外れた部分があったんだけど、その景色に、ここバンテアイ・スレイに来て出会うことが出来たのも嬉しかった。
まず目を引いたのがその精巧なレリーフ。
保存状態もよく、とても繊細で優美な印象を受けました。
そしてバンテアイ・スレイには「東洋のモナリザ」と呼ばれる有名なデヴァター像があります。
なかなかふくよかで、グラマーで、魅惑的な微笑みを浮かべたデヴァター像ですねぇ。
このデヴァダー像は、その美しさに惹かれたフランス人作家、アンドレ・マルローによって盗み出され、国外に持ち出されそうになったことがあるそうです。
そのためかどうかは知らないけれども、今は内部は立ち入り禁止になっていて、間近でその美しさを拝むことはできません。
(このマルロー氏、文化的遺産を盗み出そうだなんてとんでもない輩かと思いきや、義勇兵としてスペイン内戦に参加し、後に政治家になって大臣も経験し、日本文化にも造詣が深く、なかなかオモロそうな人物です)
祠も、他の遺跡に比べるととても状態が良かったですね。
どうやら、この赤砂岩の質が良かったために、キレイに残っているんだそうです。
本当にどこを切り取っても、その精巧で美しい彫刻や細工に、見ていて飽きることがなかったわ。
967年に建てられたというから、今から1000年以上も前の遺跡ですよ!
こんなに美しい状態で残っていることが、奇跡ですね。
シュムリアップからはちょっと遠いけれども、来て良かったって思える場所でした。
お元気になられましたか?
これがすべて岩を削って出来てるなんて、信じられないようですね。
それも1000年も前の物だなんて本当にすごい!
私たちもお陰さまで日本にいながらカンボジア観光ができます。
ありがとう~!
赤砂岩の色がまたいいわあ、周囲の緑とのコントラストにしばしうっとりです(^^)
1000年も、まあよく崩れもせず雨で侵食もされず残ってたもんですね。
ベトナムも行きたいけど、カンボジア、行きたくなってきた…
ま、蒸し暑ければ、だけど(^^;)
で、本当にな~んにも無くって…
パブストリートはモチロン、マーケット自体もバラックな感じでした…
泊まった宿も$5ぐらいだったかな??
ホテルらしいホテルって2・3軒くらいしかなかった気がします。
彼女の魚拓?!みたいなのを一緒に行った友人に貰いましたw
未だにチャンと持ってますよ~^^
何より驚いたのは、本当に平和になったのだな~って事…
道中もそうですが、車から降りる時もドッキドキでしたもん~。
そしてのんびりお堀の周りを歩くなんて出来なかったなぁ~と。
そうそう、↓私もサンライズにめぐり合えなくってww
上の方に昇ってからの写真が1枚ありました(笑)
石によくこんだけ掘ったと思います
お気遣い、ありがとう~。
おかげさまで、もう体調は大丈夫ですよ^^
すごいレリーフですよねぇ。
本当にこんな精巧な彫刻が、これだけの良い状態で残っているのはすごいですよねぇ。
写真で見ても素晴らしいですが、生の迫力もまた素晴らしいですよ。
機会があれば、生で見てくださいね!
クメール人って、顔立ちももっと頬骨が出ていて、眼光も鋭い感じです。
体型も貧乳の人が多いような気がするので、このデヴァター像とは、どっちかというとかけ離れた感じなのよねぇ~。
ほんと、誰をモデルにしたんだろうね!?
すごい精巧でしたよ~。
本当にすばらしかったですよ!
やっぱり、完全な状況では保存されていないので、あちこち修復されている場所もあるのですが、他の遺跡に比べるといい状態でした。
カンボジアは、ベトナム経由かタイ経由で行く人がほとんどなので、セットで旅行する人が多いですよ~。
計画をするのなら、ぜひともカンボジア+ベトナムバージョンをオススメいたします!
あはは~。
やっぱりフィルムの頃の写真って、けっこう紛失してたり、整理整頓が出来てなくてどこにあるのか解らなかったりしますよね~。
やっぱりパブストリートは比較的、新しいのですね~。
今では、オールドマーケット以外にもナイトマーケットっていう市場も出来ていて、観光客相手のお店が数多く入ってますよ~。
そうそう。
運転手のお兄さんも、今は本当に平和でいい国だ!・・・ってしみじみと言ってました。
まだ20代後半の若い運転手だったけど、そんな年齢の人でも、今の平和を肌で感じているんでしょうね~。
サンライズは、けっこう難しいのかな?
あんな写真で見かけるような、真っ赤な朝焼けのアンコールワットなんて、奇跡のショットなのかしらねぇ・・・。
遠く離れた日本とベトナムとカンボジアが、こうやって混ざり合うっていうのも、とても不思議な気持ちです。
ネットって素晴らしいね~。
アイアンストマック、おかげさまで回復しました♪
・・・でも、ちょっと錆び付いてきたかも・・・(笑)