2016香港秋の陣 ローカル街市で海鮮ディナー
2016年 11月 14日
露天が立ち並び、昔ながらの生活用品店などが軒を連ねていました。
その雰囲気が好きで、雑貨の掘り出し物を探しに行ったりしたものでした。
しかし、再開発が進んでどんどんとそういった昔ながらの町並みが姿を消していっています。
そして今年になって新たにオープンしたのが「リートンアベニュー」です。
レトロな町並みを再現した最新のショッピングストリートです。
特に目立ったのは「ヨックモック」や「WEST」などの日本の洋菓子店です。
他にも日本の雑貨屋さんやカフェなども出店していました。
海外で頑張っている日本企業を見ると勿論応援したくなりますが、個人的には昔の町並みのほうが好きだったなぁ・・・。
上のほうはアパートになっているのでしょうか。
きっとお高いのでしょうね。
なんか、あたくしの好きな香港の面影がどんどんと薄れていくようで、ちょっと寂しくなってしまいました。
夜ご飯は、久しぶりに街市を攻めてみることにします。
街市とは香港の市場のことで、業者だけでなく一般のお客さんでも買い物に来ます。
そしてその街市の中には必ずといっていいほど、「熟食中心」といわれるフードコートのようなレストランフロアがあって、安くて美味しいお店が多いのです。
せっかく上環に泊まっているのですから、一駅先の西營盤にある正街街市に行ってみることにしました。
ホテルからは歩いても10分ほどの距離です。
正街街市の2階にある「紫京海鮮飯店」です。
既にたくさんのお客さんが入っていて盛り上がっているテーブルも見られます。
ほとんどの街市熟食中心では何店舗かのお店が入っているのですが、ここは一店舗だけのようです。
英語付きのメニューもあります。
壁には写真付きのメニューがかかっているので、広東語がわからなくてもオーダーしやすいです。
今回オーダーしたのはこちらの品々です。
まずはムール貝の豆鼓炒め。
本当はマテ貝が食べたかったのですが無かったので、代わりにお店のおすすめのムール貝をお願いしました。
思っていたよりもてんこ盛りできてビックリ!
でもプリプリとした貝が美味しくて、けっこう食べちゃいました。
こちらは鶏肉の炒め物。
1度揚げてからソースに絡めて炒めてあるのですが、とてもアッサリとした味付けでパクパク食べられちゃいます。
こちらは鮑の塩胡椒揚げ。
鮑を揚げてしまうという、なんとも贅沢な調理方法です。
決してお安くはなかったのですが、せっかくなので頼んでみました。
鮑はとっても柔らか、サクサクとした衣との食感の対比がいい感じです。
が、正直、こちらはお値段ほどの感動はなかったかなぁ・・・。
この日一番美味しかったのはこちらのビーフンの干しエビ炒め。
干しエビの旨みがたっぷりと効いていてウマーイ!!
そして白菜にも旨みが染み込んでいます。
けっこうな量があったのですが、2人でペロリとたいらげてしまいました。
どのお料理もさっぱりとした味付けで、2人でも色んなお料理が食べられるお店じゃないかなと思います。
こういうローカルなお店で楽しむ香港ディナーも、香港に来た感が満載でやっぱりいいですね!!