バンコクお引越し事情

この度、1年間住んでいたプロンポンのアパートからトンローに引越しをしました。
そこでバンコクのお引越し事情を少々綴ってみたいと思います。
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バンコクには日系の不動産屋さんがたくさんあって、多くの方が不動産屋さんを仲介して契約をしています。
あたくしもバンコク駐在が決まった時、まだ日本にいる時からアパート探しを始めて、数軒の不動産屋さんに問い合わせメールを送りました。
その中の一軒が速攻で折り返しバンコクから日本に電話をかけてきてくれて、レスポンスも早いし丁寧な応対だったのでそちらの不動産屋さんでお願いすることにしました。
バンコクの場合、引越し代金は不動産屋さんが負担してくれます。
またバンコクでもデポジットは必要ですが、日本のように礼金などはないので、引越しに対するハードルは日本に比べるとかなり低いのではないでしょうか。

ただし、バンコクでは引越しにリスクも伴います。
バンコクの物件で100%納得のいく物件を探すのなんてまず諦めたほうがいいでしょう。
物件が気に入って引っ越してみたら、虫が出たり、家電がすぐに壊れたり、水漏れしたり、ネットがつながりにくかったり・・・と住んでみなけらばわからないトラブルがしょっちゅう起こります。
現在住んでいるアパートに特に大きな問題が無ければ、そのまま住み続けるほうがリスクは少ないと思います。
あたくしも今まで住んでいたアパートは、場所は駅近で便利だし、買い物も不自由無いし、物件もトラブル時の対応も早くて助かりました。ネット環境がイマイチなのと収納が少ない以外は特に問題のない物件でした。
それなのになぜ引越しを決めたかというと、とにかくそのアパートに「ときめき」のようなもを感じなかったことです。
アパートのインテリアがなんとなくチープで、あたくしが求めていた落ち着いた雰囲気ではなかったことなんですよね。
この1年間、周期的に引っ越したい熱が高まってたんだけど、ちょうどアパートの契約更新の時期と引っ越したい熱が高まってるのが同時期で、衝動的に物件見学をお願いして、そしてたまたまときめく物件に出会ってしまったので、引越しを決意しました。
・・・ま、要するに「勢い」・・・ってやつですね(笑)

ちなみに、不動産屋さんなんてどこでも同じじゃないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、けっこう重要です。
というのも、先ほども述べたとおり、バンコクのアパートにはトラブルがつきものです。
その時にアフターケア部門がしっかりしているところは、不動産屋さんを介してアパートのオーナーとやり取りをしてもらえるので、何かとスムーズに事が運びます。
現在お願いしている不動産屋さんは、このアフターケアを担当してくれる女性社員の方がとても有能な方なので助かってます。

で、引越し当日のお話ですが。
バンコクの引越しは、基本的に全て業者さんがやってくれます。
ただし、日本の業者よりは手荒な部分もあるので高い食器などは自分で梱包したほうが無難です。
また貴重品も無くなることがあるので、自分で全て管理したほうが良いです。
それ以外は梱包も全てやってくれるので、お任せ状態です。
安い業者さんだと、梱包もせずにそのままダンボールに食器を詰め込む・・なんてところもあるようなので要注意です。
今回来ていただいた業者さんは、不動産屋さんが手配してくれました。
カルトナージュで使うペーパーがダンボールに無造作に突っ込んであって、折れ曲がりまくってた以外は(笑)特に問題なく終わりました。
梱包材の撤収も後日してくれます。



そんなワケで、ブログがアップできるくらいには引越しの片付けも済んで落ち着きました。
今のところはとても快適に過ごしております。
今まで住んでいたアパートに比べると収納は十分すぎるくらいにあって、どこに片付けたか解らなくなるくらいです。そしてダイニングスペースとリビングスペースが分かれているために、テレビを見ながらご飯を食べるにはリビングで食べないとダメなのが贅沢な悩みです。
住んでいるうちにいろいろと不満も出てくると思いますが、その時はまた引越しを考えればいいかなぁ・・・なんてぼんやり思ってます。
せっかくバンコクに駐在してるんだから、「色んなアパートに住んでみる」というのも選択肢のひとつかもしないですね。

ちなみに一番上のお花の写真は、こちらのアパートから入居祝いにいただきました。
こういう心遣いも前のアパートにはなかったことなので、ちょっとテンションあがってます。
by tiki-tiki2005 | 2017-02-02 13:09 | * 生活 | Comments(0)

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