スリランカには数多くの国立公園があって、野生動物や野鳥に出会うことができます。
今回訪れたミンネリアは、ゾウに出会える確率が高い国立公園です。特に乾季の7~9月の朝夕の涼しい時間帯は多い時には200~300頭のゾウが水飲み場に集まってくる「エレファントギャザリング」と呼ばれる光景に出会える可能性が高いらしいのです。
この時期にスリランカ旅行をした理由のひとつはこのエレファントギャザリングを見たかったからなのです。
国立公園の入り口でサファリ用のジープに乗り換えます。
値段はジープによっても多少違いますが、だいたい5000Rsくらいが目安です。それとは別に1人25US$の入場料がかかります。
シーギリヤもそうでしたが、ここもやはりなかなかお高い入場料ですねぇ・・・。
びっくりするくらいオンボロのジープに乗って公園の中に入って、しばらくはブッシュの中のを走っているとサルを発見。
ホテルで見たサルも可愛かったですが、ここのサルは野性味溢れているように感じます。
さらに走るとブッシュを抜けて一気に視界が広がります。
すると一頭のゾウさんを発見しました。
初めて見る野生のゾウです。
ジープを止めてじっと見守っていると、だんだんとこちらに近づいて来ました!
うわ~!!
来る~!!
ゾウは、あたくし達のジープを尻目に悠々と歩いています。
なんて可愛い目をしてるんだ♪
そして、そのままブッシュの中に消え去って行きました。
いったいあのゾウは何をしていたのでしょうか・・・。
しばらく走るとまた何かの群れが見てきました。
ゾウか!?と思ったらバッファローでした。
なんかみんなノンビリとしているなぁ~。
水鳥の群れはあちこちで見ることができます。
だいたいいつもゾウが見られる場所には既にジープが何台か集まっています。
しかし、なかなか肝心のエレファントギャザリングは見ることができません。
とにかく広い国立公園なので、どこにゾウが出現するのかわかりません。
ゾウの出現情報を無線などで共有しいるのかと思ったら特にそういうワケではなく、どうも走りながらすれ違うジープにゾウ情報を交換しているようです。
そこで情報を得たのかどうか解りませんが、たくさんのジープが同じ方向にむかって集まり始めました。
もちろん、あたくし達の乗ってるジープもそちらの方向に急ぎます。
すると、見えてきました~。
ゾウの集団がゆっくりと草原を横切っています。全部で50頭くらいはいたでしょうか。
遠巻きに眺めるジープの真ん中を悠々と横切るゾウの群れです。親子のゾウでしょうか。
なんとも雄大な光景です。
もう少し粘ってもらったのですが、今回見ることができたゾウの群れはこれで全てでした。
自然が相手なので毎日必ず見られるわけではないというのは頭では解ってはいるのですが、正直かなりの物足りなさを感じました。
もう気持ちは200~300頭の群れを見る気満々できていたので余計にがっかり感は否めません・・・。
あたくし達のガッカリ感を感じ取ったのか、「ほら、ピーコックがいるよ~!!!」とガイドのニランタさんが慰めてくれました。
ほんとだ~♪
ただ、スリランカでは孔雀はかなりメジャーな存在らしく、田舎のほうでは当たり前のようにいるらしいです。
実際、ミンネリアからの帰りがけにもホテルの近くで普通にのそのそと歩くピーコックを発見しました(笑)
というワケで、少々物足りなさを感じるミンネリア国立公園でした。