ルーヴルで遊ぶ

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寒い寒い2月のパリ。
初日と2日目は一日中氷点下で、ヒートテックのズボンをはいてヒートテックのタイツをはいてヒートテックの靴下2枚重ねしても、体の芯から震え上が来るくらいに寒かった。
そんな寒いパリですが、この時期はシーズンオフのために観光客が少ないのが利点です。
ハイシーズンには入場するのにすら数時間待ち・・・なんて噂も聞いていたのですが、この日は行列の「ぎ」の字もなく、本当にすんなりと入場することが出来ました!
寒さに耐えると、いいこともあるものですねー。

そんな風にすんなりと入場できたルーヴルですが、何を隠そう、それほど芸術に対して造詣の深くないあたくしには豚に真珠と言いますか・・・。
とりあえず有名絵画だけをハシゴしようと、超有名作品を目指して館内を練り歩きます。
最初に目にしたのは「サモトラケのニケ」
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そう、あたくしが前回のパリ旅行のルーブルで唯一覚えていた例のアレです。
そうだそうだ、確かにこういう風に階段の踊り場にあったよー。

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ミケランジェロの未完の作品「瀕死の奴隷」
あたくしの目には「寝起きの外人」にしか見えません(笑)

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世界で最も有名な絵画「モナリザ」も鑑賞。
中国人が代わる代わる「モナリザと私」的な写真撮影をするので、なかなかモナリザ単独の写真が撮れない~~!!ここに限らず、とにかく多くの中国人が「有名作品と私」の記念撮影をひっきりなしにするので、なかなかシャッターチャンスが訪れずに困ったわ(笑)

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これもまた有名な「ナポレオン1世の戴冠式」
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2年前に大々的に日本でも開催されたフェルメールの作品は、ひっそりと展示されていて、思わず見落としてしまいそうになりました。

もちろんこれらの作品以外にもドラクロワの作品やルーベンスの作品など、美術の教科書で見たたくさんの名画がありました。
が正直言って、最後のほうは疲れちゃってもうどうでもいいや・・・と、少々投げやりな気分になってしまったことはここだけの秘密です。





数々の名画を見るよりも、一番見ていて楽しかったのは古代ギリシャや古代オリエントの名もなき人たちの作品の数々でした。
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青カバ君、めちゃカワエエー!!
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後姿も可愛くて、思わずかぶりつきたくなるようなお尻!

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「三者面談」と名づけたくなるようなこのシーン。
「先生、うちんとこの子のこと、よろしくたのんますわ!」ってトコでしょうか。

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どことなくユーモラスで豊かな表情や恰好にすごく惹かれるものがありました。
宗教画などは時に重苦しさを感じて、あまりたくさん見ていると息苦しさを感じてしまいますが、この古代ギリシャやオリエントの作品群はとても生き生きとしていて、色々な想像力を働かせてくれて、とても楽しく鑑賞することができました。

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最後に「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍有名になった「逆さピラミッド」
おおー!これが逆さピラミッドか!!・・・と感慨にふけるあたくしの隣で、本を読んでいないために「ぽかーん」とするチキ夫でありました。
Commented by anelalana at 2011-02-21 19:36
横で、チキチキさんにぼそっそんな事言われた時には、
大爆笑してしまって私は放り出されてしまいますね(;ノノ)
寝起きの外人って。。。ってwww

そうそう、余談ですが、チェンマイの友達がまだ結婚前に
パリで私と会っていた時に、私は一足先に自分の住んでいる所に戻るのに電車に、彼女は見送りに来てくれたのですが
別れ際に、後何日居るんだっけ?って聞いたら、
一応1週間なんだけど、明日彼とモナリザの前で待ち合わせの約束だから
それ次第で判らない〜って!!?
もう10何年も前の話で、携帯やそれこそメールなんていうのも
旅行中に簡単にって感じじゃなかったので
何ヶ月か前に会った時に、何月何日の何時にって約束したのがモナリザの前w
きゃ〜キザな男だぁ〜って言ったら、ねぇwって。。。
でも、その時の彼と結婚。
モナリザを見ると未だにその事しか思い浮かばないくらい印象的な出来事ですw
話がそれてすみませ〜ん^^;

最後の逆さピラミッドもチキ夫さんが???ってなっているのにこれまた笑ってしまった〜w
Commented by y_flugels at 2011-02-21 23:27
でた、ダビンチコード、映画見ているとこれ、萌えますよね!!
Commented by queso at 2011-02-22 08:21 x
ルーヴルで衝撃だったのは、観光客がモナリザの前でバシバシと
撮影していたことでした。(確かフラッシュもたいてた・・・)
日本の美術館において写真撮影OK、なんてまず見ないので、さすが
ルーヴル、太っ腹だ~と感心したと共に、いわゆるミュージアムらしさ
とは遠い存在に思えたのも確かで・・・。

仰る通りひととおり見るとかなり疲れますよね。
大英博物館も凄く疲れると聞きますが(一日じゃ終わらないとか)、
こうした作品でじっくり見るとそれなりに体力(知力?)を消耗するので
あんまり大箱も考えものかなぁと・・・。

カバ、可愛いですね。(^^)フランス語でカバって何ていうのでしょうか。
Commented by kash-w at 2011-02-22 22:35
こんばんはー。もう、笑える~!
乳、揉んでるし(爆)

そうそう、モナリザと一緒に写真を撮る中国人って多かったわー!
何で、あんなに混んでるところで撮るんだろー!って思った。
逆さピラミッド!うちも私は本を読んだので感動してたんだけど
旦那は何のこっちゃ~!?って感じだった!(笑)
Commented by tiki-tiki2005 at 2011-02-23 10:57
lanaさま>
どうやら、あたくしには高尚な芸術は向かないようで、そんなアホなことばかり考えてしまってました。

モナリザの前で待ち合わせか~!!
なんだか、辻仁成の小説を思い出してしまった・・・^^;
でも、彼次第で何日いるのか解らないって、なんだかもう彼にぞっこん(死語?)だったのですねぇ~。
その後、結婚したんだから、そんなロマンチックな待ち合わせをした甲斐がありましたねー。
そうじゃなかったら、思い出すとちょっと恥ずかしくなる思い出になってたかもしれないもんね(笑)
Commented by tiki-tiki2005 at 2011-02-23 10:58
flugelsさま>
実は、本は読んだけど映画は見てないんですよー^^;
映画を見てたほうが、もっと萌えたでしょうね!
Commented by tiki-tiki2005 at 2011-02-23 11:05
quesoさま>
フラッシュは禁止なんですよねー。でも、あたくしが行ったときもフラッシュを焚いてる人がけっこういたし、特に注意もされてなかったわ。
なんか緩いよね・・・。
そうそう。
写真撮影がOKだなんて、本当に太っ腹ですよねー。でもオルセーは禁止だったけど。
以前、マドリッドのソフィア美術館に行ったときも撮影はOKだったんだけど、ピカソのゲルニカだけはNGだったわ。
こっそりとデジカメで撮影してる人もいたけど、係員の人に削除させられてた。

ほんと、この日は見終わった後はグッタリしちゃったわ。
午前中だったので、多分、3~4時間くらいだったと思うんだけど、もうお腹一杯状態になってしまいました^^;

フランス語でカバはhippopotameだったかな?
このカバちゃんは、けっこう有名カバみたいだよー。
ボストン美術館かなんかにもいるみたい。色使いがとてもキレイで、自宅用に欲しくなっちゃいました。
Commented by tiki-tiki2005 at 2011-02-23 11:09
kashさま>
けっこう笑えるでよー。
ここにアップしてないけれども他にも色々とタイトルをつけたくなるものが多くて、チキ夫と2人で盛り上がっちゃったわー。

モナリザとかミロのビーナスとかは大人気だった!!
とにかく次から次に中国人が撮影大会をするもんだから、なかなか写真が撮れなかった^^;
空いてるときでもこんなんだったから、きっと混雑時なんてのは、本当に凄いんだろうなぁ・・・・。

あはは。
やっぱり本を読んでないと、なんのこっちゃなんでしょうねぇ~^^
by tiki-tiki2005 | 2011-02-21 16:07 | *2011冬 パリ | Comments(8)

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