2016春ポルトガルの旅 シントラへ ペーナ宮殿編
2016年 05月 08日
距離的にはたいしたことなさそうですが、とにかく急な坂を登らなくてはいけないのでしばしばバスを待ちます。
バス停には3人の若い中国人女子がバスを待っています。
今回の旅行中、こういった個人で来ている若い中国人の女の子たちを何度か見かけました。
おそらくお金持ちの家の子なんだろうけど、ファッションもそれなりにオシャレに気を使っているし、特に大声で喋るわけでもないし、ちゃんと順番を守ってるし、いわゆる爆買いで日本に来る中国人も団体さんとは一線を画している感じです。
ヨーロッパの中でも割りにマニアックなポルトガルに、こんな若いのに個人で旅行に来てるなんて、なんだか若い中国人女子ってすごいパワーがあるなぁ・・・って思っちゃいました。
それと比較すると、見かけた日本人は中高年の団体ツアーばかりで、若者を全く見かけなかったのがちょっと残念。まぁ、たまたまかもしれないけれど・・・。
さて、バスに乗って3分程度でペーナ宮殿に到着しました。

先ほどのムーア城址から遠目に見たときも目立っていましたが、近くで見るとその奇妙さがますます目立ちます。

この宮殿が建っている場所がゴツゴツとした岩山の頂上でなのですが、そんな場所にこんなメルヘンチックな色合いの宮殿があることがなんともアンバランスで変な感じです。

本当に突如、テーマパークのお城が目の前に現れたような気分です。
こちらの宮殿はフェルナンド2世によって建てられましたが、イスラム様式、ゴシック様式、ルネッサンス様式、マヌエル様式など様々な建築様式が寄せ集められています。
奇抜なデザインともいえますが、正直ちょっと悪趣味。
まぁ、他には類を見ないという点では素晴らしいのかもしれないけれどもね(笑)

宮殿への入り口でお出迎えしてくれるこの奇妙な彫刻は海の守護神トリトンなんだそうです。

こんなんに睨まれながら宮殿に入るのは、なんだかちょっとおっかない・・。
確かに悪人は入って来ることができなさそうです。

そしてこの門を入ってすぐの場所からは大西洋を一望することができます。
いやぁ、素晴らしい眺めですねぇ。
この場所に宮殿を建てたくなる気持ちもわかります。

先ほどまでいたムーアの城址が見えます。
ところどころにゴツゴツをした岩肌が見えますが、この一帯は昔はああいった岩山だったんだそうです。
その岩山に世界各地から集めた植物を植えて今のような緑溢れた山にしたんだそうで、それを考えただけでもお金と時間と手間がかかっていることがよく解ります。

宮殿の中も栄華を極めた雰囲気が十分に伝わってきます。

ベッドルームも豪華です。

天井の細工が素晴らしく細かい。
よく見ると貝殻などが使用されています。

こちらはどうやらトイレのようです。
なんともゴージャス!!

美しいアズレージョを使用した中庭。

そして、こちらの部屋の壁はなんとトリックアートのように描かれたものです。
実はこのペーナ宮殿は岩山に無理やりに建てられたので、部屋が狭かったのです。
そのために、このようなトリックアートを描くことによって部屋を広く利用できるようにしていたんだそうです。

写真で見ると、さらに実物っぽく見えるけど、実はこの細工もトリックアート。
すごいですね~。

このシャンデリア、素敵です。
そしてこちらの宮殿でも様々なオシャレなタイルを見ることができました。

こんな立体的なタイルもあります。

色合いが素敵。

こちらはシンプルだけどオシャレで今っぽい雰囲気。

ほんの一部しかアップできませんが、本当にあらゆる場所に色んな柄のタイルが使われていて、それを見るだけでも楽しくなります。
ペーナ宮殿のこのカラフルな色彩ですが、実はこれが数年前にシントラ市が塗り替えたんだそうです。
道理でめっちゃ色が綺麗だと思ったよ。
数年ごとに塗る替えられているんだそうですが、その年ごとに塗る色が違うんだそうです。
適当か!!
ってことは、建築当初はここまで派手な色合いじゃなかったのかもしれませんね。
なんとも大らかというか、適当というか、日本ではおそらくありえないけど、なんだかポルトガルが好きになるエピソードです(笑)
その昔、ポーチュガルという香水があったなぁとフト思い出しました。
ところで此方の宮殿、今まで掲載されていた建造物とは一線を画していて
ポルトガルっぽくありませんね~。
ポルトガルの抜けるような青い空にはちょっと合わないような・・^^;。
そして、ポルトガルのお料理。
実はスペイン程美味しいものは無いのではと勝手に思っておりましたが
そうではないのですね。
美味しいワインもあるし、魚介類は新鮮だし、カラッと乾燥した
地中海の風が心地よいところなのでしょうね~。
遠いけれどいつかは行ってみたいです。
ポルトガルって見た目は質実剛健な建造物が多かったので、本当に意外な感じです。
でも本来はこの宮殿の色はどんな感じだったのかとっても気になります。
それによっては、印象ももっと変わるかもしれないですよねー。
スペインも美味しいですが、ポルトガルのお料理も美味しいですよ。スペイン料理よりも、もっと素朴というか田舎っぽいお料理ですが。でもとにかく困ったら鰯を食べてたって感じで、この年齢になっても1週間ポルトガル料理で乗り切ることができましたよ~。


