2016春ポルトガルの旅 ヨーロッパの片隅でタコ飯を喰らう
2016年 06月 08日
もちろん、ポルトガルの料理に関しても本やネットで調べたのですが、とにかくポルトガルはご飯が美味しそうなのです。そしてその中でもあたくしの心をとらえて離さなかったのがポルトのタコ飯でした。
このタコ飯への誘惑がが今回のポルトガル旅行の決定打になったと言っても過言ではありませ。
そのタコ飯を、いよいよ今晩食べに行きます!
ポルトのタコ飯で調べると必ず出てくるのが「Casa Aleixo(カーサ アレイショ)」というお店です。
場所はカンパーニャ駅近くにあります。
もう一軒、NHKBSの「世界入りにくい居酒屋」で放送してたポルトのタコ飯屋さんがあって、そちらもカンパーニャ駅にあります。
因みカンパーニャ駅はリスボンから高速鉄道で来た時に到着した駅で、駅の周りは閑散としていて特に何もありません。
もう少し便利な場所にあればいいのですが、ここまで来たからには少々面倒でも行かなくちゃね。
さて、サンベント駅からカンパーニャ駅までは国鉄乗って行きます。
ほとんど人気が無い駅前から歩いて5分ほどで、お目当のカーサアレイショに到着です。
まだ開店したばかりの店内には先客が一組だけでしたが、間もなくお客さんが入って来て段々と賑わって来ました。
最初に頼んだのはバカリャウのコロッケです。
この旅行中、色んな場所でいただきましたが、どこで食べても美味しい!
でも今まで食べたのはどちらかというと、スナックっぽい感じでしたが、こちらでいただいたバカリャウのコロッケはちゃんとお料理って感じで一番美味しかった。
やっぱりこのコロッケ、ビールのつまみにピッタリです!
こちらはタコのマリネです。
日本人からすると、ちょっと衝撃のタコです。
いや、見た目はいたって普通のタコのマリネなのですが、食感はものすごい柔らかくて日本人の知っているタコの食感とは全然違います。
どうやったらこんなに柔らかくなるんだろう。
そしてお待ちかねのタコ飯とタコの天ぷらのセットです。
一人前ですが二人で食べても十分な量です。
見た目は正直めっちゃ地味ですが、食べるとめちゃウマー!
タコの天ぷらは、フォークで切れるほど柔らかい。
そしてタコ飯はお米がパラリとしていて重くないのでけっこうバクバクと食べられます。
なんか醤油欲しくなるぅぅ(笑)
日本から遠いヨーロッパの、しかもこんな一番端っこで、こんなに日本人の琴線に触れるようなお料理に出会えるなんて本当に不思議な気分です。
考えてみれば天ぷらなんかもポルトガルから伝わったお料理なんだもんねぇ。不思議な縁だねぇ・・・。
それにしても本当に美味しかった!!
閑散としたカンパーニャの町を歩いて駅に戻る途中、そのタコ飯の味をしみじみと思い出しながら幸せな気分に浸るのでした。
タコのマリネ、気になります。
>>天ぷらなんかもポルトガルから伝わったお料理
そうだったんですね。
揚げ物苦手~と言わず、夏は不思議と天ぷらが食べたくなります。
我が家も作らなくちゃ!!です。
#ブログが変わりIDが変わっていますが、ここちきです<(_^_)>
今後もまた宜しくお願い致します。
とにかく日本のタコをイメージして食べると裏切られます。
本当に柔らかくって。
どうやら、タコをバシバシと叩いて柔らかくするらしいのですが。
ポルトガルから伝わった食べ物はカステラとか金平糖とか、他にも色々とあるんですよねー。