2016香港秋の陣 上海蟹の季節です
2016年 11月 24日
今回の旅行ももちろん食べる気満々でした。
ところが、そのニュースが飛び込んできたのは香港旅行の2日ほど前でした。
「中国江蘇省の水産会社が養殖した上海蟹から環境基準を上回るダイオキシンが検出され、輸入と販売を停止すると、香港の食品衛生管理局が発表しました」
!!
ええ~~!!!
その時のネットニュース情報では、禁止になった水産会社が扱う上海蟹は香港市場に出回る7~8割に
なると書いてありました。
ってことは、香港に行っても上海蟹は食べられないのかしら・・・なんてモヤモヤしながら香港に飛び立ったのでした。
ところが、上環の街中にあるお店では普通に店頭で上海蟹を大量に売っております。
そして香港市民が、普通に上海蟹を購入していてダイオキシン騒動なんて無かったような雰囲気です。(ってか、香港市民は普通に自宅で上海蟹を食べるのね!!羨ましい)
そして街中のレストランでも普通に上海蟹を提供しているようです。
日本だったら、こんなニュースが流れたらあっという間に自粛ムードになるんでしょうが、香港市民はそのあたりは大らかですね。
ま、あたくし達もそういうことには無頓着なタイプなので、上海蟹を食べに行くことにしました!
訪れたのは尖沙咀にある「滬江大飯店」です。
シンフォニーオブライツを見てから行ったので8時半くらいに予約なしで訪れたのですが、満席ということで20分ほど待たされました。
店内はすごい熱気で、どのテーブルでもほとんどの方が上海蟹を食べています。
やはりダイオキシンのニュースなんて、どこ吹く風という感じですね(笑)
上海蟹コースみたいなのもありまいたが、今回はアラカルトでお願いしました。
前菜でお願いした豚肉のきゅうり巻き。
上にかかっている薬味がちょっとピリ辛で豚肉にぴったりで、ビールがすすみます。
さらに春巻きなどを食べてまっていると、あたくし達のオーダーした上海蟹ちゃんがしずしずと運ばれてきました。
・・・が、何故か2人で1個しかありません。
どうやらよほど貧乏人かと思われたのか、オーダーを間違えたようです。
いくらセコくても、こんな時くらいは1人1個オーダーするわよ。というワケでもう1個追加オーダーして、とりあえずそれが蒸しあがるまでこの上海蟹を半分こしていただきます。
解体はお店のおばちゃんがある程度までやってくれます。
頑張って撮影しても手ブレをおこすほど、目にも止まらぬ早業です!
解体されたのがこちらです。
むふふ~♪♪
中には味噌がた~っぷり入っています。
この味噌が本当にねっとりとしていて美味しいんだよねぇ・・・。
こんな小さいのに、なんでそうね、この存在感と満足感は!
上海蟹と格闘して、ようやく半身を食べ終わった頃に追加でオーダーした一匹がまたやってきました。
同じようにおばちゃんが早業で解体してくれます。
再び上海蟹と格闘しながらチビチビといただきます。
あぁ、幸せだ・・・。
こちらは上海蟹の味噌がかかったおこわです。
すっごい濃厚で旨かった~~!!!
あんまり量は食べてないと思うんだけど、なんかすごい満足感があって十分でした。
上海蟹パワー、恐るべし。
そしてお値段もやはり恐るべし・・・でした。
帰りはスターフェリーで香港島サイドまで渡ります。
ちなみにこちらは食事前に見たシンフォニーオブライツ。
なんか思ってたよりもたいしたことなくて、あれ?って感じでした。
随分前に1度見たことがあるのですが、その時のほうがもっと華やかだったような気がするのですが・・。
何度乗ってもスターフェリーは風情があって大好き!!
頬に当たる風も心地よくって、ほんの数分の船旅ですが一番香港に来たことを感じる瞬間です。
もう少ししたら、イルミネーションもクリスマスバージョンになるのでしょうね。
それにしても日本企業の広告が本当に無くなっちゃって(Panasonicくらいしか見当たらなかったよ)日本人としては寂しい限りです。
中環からはトラムでホテルまで帰って、長い一日が終わります。