ハノイでの初日の晩ご飯はローカル焼き鳥店の「Binh Minh(ビンミン)」に行ってきました。
ホーチミンに住んでいたあたくし達にとっては普通のローカルのお店ですが、初めて東南アジアを訪れる観光客の方や潔癖症の方には少々ハードルが高いかもしれません。
ビンミンは中心部からは西に少々外れたドンダー区にあり、タクシーで17万ドンくらいだったでしょうか。
あ、ベトナムの通貨は0を2つとって2で割るとだいたいの日本円になります。なので17万ドンはおよそ850円というところでしょうか。
ちなみに、ハノイに来て驚いたことの1つがホーチミンに比べてかなり町が大きいことです。
ハノイは1ブロックが大きくて、地図で見て歩けるかな~と思っていた距離も実際はけっこう距離があってタクシーでの移動になります。ホーチミンでは主要観光スポットを歩いてまわることは可能ですが、ハノイだとちょっと徒歩移動はちょっと辛いかもしれません。
19時半頃にお店におじゃましたのですが、先客はハノイで働いているっぽい日本人グループが一組だけでした。
あれあれ、人気店だと聞いていたのに・・・と思ったのですが、20時を過ぎる頃には満席になっていてやはり人気のお店のようです。
メニューはこの1枚だけ!なんという潔さでしょう。
そしてちゃんと日本語メニューがあるのも嬉しいですね。
値段が書いていないですがどれもリーズナブルなのでご心配には及びません。
ベトナムではお馴染みの有料おしぼり。
そして、お通し的なキュウリの甘酢漬けのようなもの。
特に美味しいものではありませんが、とにかくメニューがほぼ焼き鳥オンリーなのでいい口直しになりました。
焼き場はオープンキッチン(笑)になってます。
1度焼いてある焼き鳥をオーダーが入ってから再度焼きなおしているようです。
なかなか豪快なキッチンですね~。
さて、お待ちかねの焼き鳥登場です。
奥からモモ肉、じゃが芋、ソーセージ、手羽先です。
タレが甘いと書いてあったネット情報があったので少し不安だったのですが、味は塩、胡椒をベースとしたスパイシー系のタレで美味しかったです。
手羽先は予想の斜め上を行く形状で出て来ましたが、味は普通の手羽先でした。
じゃが芋はマーガリンで焼いているのか、じゃがバタ的な味がします。
ソーセージは荒挽き系ではなくって、普通の安いソーセージみたいなやつです(笑)。
でも、炭火で炙っているせいか、なかなか美味しかったです。
砂肝にいたっては、もう普通に日本の焼き鳥屋の砂肝です。
ビールがすすむわ~。
一見たい焼きの皮のように見える一品はパンです。
ハニーバターを塗ってあるらしくて、甘くて香ばしい一品です。
普段であれば絶対に頼まない一品だと思うのですが、名物というので頼んでみました。
確かに甘いのですが、スパイシーな焼き鳥の合間に食べると不思議に合うんですよねー。
あまりに美味しくて気に入ってしまったのでリピートでオーダーしたモモ肉。
香川県丸亀市の名物骨付き鳥を彷彿とさせるような皮のパリパリ具合ともも肉のジューシーさとスパイシーなタレが本当に美味しかった!
生ビール6杯飲んでお会計は28万ドン(約1400円)。
さすがローカル焼き鳥!お値段んもリーズナブルで嬉しいですね~。
(でも改めて考えると、タクシー代往復で食事代と同じくらいでしたが・・・)
驚いたのは、こちらのビンミンさんはなんと高円寺にもお店があるのだそうです。
機会があれば1度訪問してみたいなー!
Binh Minh(ビンミン)
5 Ly Van Phuc, Q Dong Da