ドン・キホーテの世界
2007年 06月 04日
あ、今更ですがこちらが今回の旅行の相棒のフォルクスワーゲン君です。
さて、パラドールを出たあたくし達は、とりあえずはアルマグロの町を出て次なる目的地を目指します。
前回も申し上げましたが、アルマグロはとってもとっても小さい町で迷いよう様がないはず・・・なのに、今回も迷ってしまいました。
町の中をグルグルと彷徨います。
ここでスペインの町中の道路事情についてちょこっとお話をしますと、けっこう大きな、例えばマドリッドのような場所でも、幹線道路を一本はいると、ほとんどの道が一方通行です。
これはイタリアでも似たような状況でしたので、もしかしたらヨーロッパはほとんどそうなのかも。
その為、一度道を間違えたりすると、とんでもなく遠回りをしてなかなか目的地に辿り着かなかったりします。
今回もアルマグロの町中で彷徨ってるうちに、どうやら一方通行を逆走してしまったらしく、向こうから対向車がやってきてしまいまいました。
「あ!間違えた・・・」と思ってバックしようかと思ったら、対向車の中から人が降りてきました。
よく見ると、なんと警察官じゃあ~りませんか!!
グゥワ~ン!!
あぁ、どこの世でも国家権力には逆らえません。
ここは大人しく、罰金を取られるしかないわよね。
・・・な~んて殊勝なあたくしではございませんわ。
ここはとびっきりの日本人お得意の愛想笑いで、道に迷った観光客を装い(いや、実際そうなんだけど)、地図を警察官に見せて道を尋ねます。
すると、警察官も「あぁ、言葉の通じない観光客か、しょうがねぇなぁ・・・」と思ったかどうかは知らないけれど、お咎めなしで、親切に道案内をしてくれました。
ホッ!!
無事アルマグロを脱出して、向かったのはカンポ・デ・クリプターナ。
聖書に次ぐ大ベストセラーといわれる「ドン・キホーテ」の舞台となった場所です。
と言っても、実は大まかなストーリーは知ってても今まで一度も読んだことがございません。
旅行前に一度読んでおこうと、図書館で借りてきたんだけど3ページくらいで挫折しちゃいましたわ。えへへ。
アルマグロから約2時間程度でカンポ・デ・クリプターナに近づいてきました。
遠目に見ても、丘の上に風車が見えます。
町の広場にはセルバンテスの銅像が。
しかしながら、この町の中から風車のある丘にまで、なかなか辿り着けなくて、またまた30分以上町の中を彷徨ってしまいましたわ・・・。ナビゲイター失格なのでしょうか。
おかげで再びチキ夫との間に険悪ムードが漂います。
でも、やっとこさ丘の上に到着し、雄大な風車の風景を目の前にすると、そんなちっぽけないざこざなど吹き飛んでしまいました!!
とっても、とっても気持ちがいいわ~。
下に見えるのは人間の影です。風車の大きさが解るでしょうか。
いくらか忘れちゃったけど、お金を払えば風車の中に入れます。
風車の中から、外をうかがいます。
(この写真は、チキチキのお気に入りの1枚)
町の外れにはドンキホーテの銅像が建ってます。
ドン・キホーテと言えば、もちろん主役のドン・キホーテ。
そして、従者のサンチョ・パンサ。
さらには、痩せ馬のロシナンテ。
しかし、な、な、なんと、もう一人、登場人物がいたのだ!!!
「!!??」
・・・あんた、誰やねん・・・・。
いやーいやー、この風車の景色は最高です。素晴らしい!
何となく四国カルストを思い出したけど(ここもとっても綺麗なのよ)
日本には無い空気感が漂っていますねぇ〜。
この写真、生ハムより興奮したー(笑)!
そういえば、ドンキホーテ・・・名前は聞いたことあるけどどんな話だったのか、あやしいぞw。 むしろあのお店の歌が流れてきたw
風車のある風景は、本当にドン・キホーテの世界ですね。
ナビは、次回からカーナビに任せちゃうというのは如何でしょう?
割と安くレンタルできますし、責任をナビ+ナビを見ているダンナに押しつけられますよ。(笑)
先日より朝出かけにNHKのスペイン語講座を見るとはなしにつけてるのですが、実は行きたい気持ち満々
だから洗脳しなくてはね
行くなら同じコースで回ってみたい
そして1日1生ハムそれもイベリコで!を実行するのだー!
昔はこれが唯一で、飛びぬけた大きな建物だったんでしょうね。だからこそ、ドン・キホーテの話が出来るわけなんですよね。
私もこんなところ旅してみたいです♪
道路が一方通行というのは面白いですね。その方が大きな事故につながらないという考え方なのでしょうが、日本のように狭い国土しか持たない国では難しいのかも。
あれ??
この一番後ろに突っ立ってるのはチキ夫ですよ~~(笑)
そうなんですよねぇ。
写真を通しても、なんとなく日本と違う空気が漂うんですよねぇ。
不思議だわ。
でも生ハムよりもそそる写真だなんて。。。
やっぱり、あたくしは生ハムに一票です(笑)
日本車の中では日産マーチが多く走っていたらしい(チキ夫談)
デザインを見てるとなんとな~く解るような気もします。
この車は、本当に走りやすくって車内空間もよくって、買い換えるなら次はこれを買おうかな・・って思うくらいに良かったわ!
イエ~ス!!
第3の男は、ヤツでありますわ!!
そのまま置いてくればよかったかしら・・・。
この日はお天気が良くて本当によかった~。
やっぱ青い空じゃないと、この風景は映えないもんね。
最近、更新してないな~と思ったら出張中だったのですね。
カーナビ・・・。
実は、今まで使ったことがないんです。
家の車もあたくしがナビですので(笑)
やっぱり、スペインのカーナビはスペイン語なんですよねぇ??
果たして、あたくし達の役に立つのでしょうか!?
一瞬、誰からのコメントかと思っちゃいました(笑)
あたくしもNHKのスペイン語講座、見なくっちゃな~と思ってたんだけど、結局いつ放送してるのか解らなくって、見てないわ。
今回のコース、オススメですよ!!
でも、バルセロナやグラナダもいいですよ~~!!!(笑)
この風車に向かって、ドンキホーテは戦いを挑んだんですもんね。
(と言いながら、詳しいストーリーは全く知らないんですが・・・^^;)
スペインの道路事情は、かなーり素晴らしいです。
一方通行は、道に不慣れな人にはちょっと辛いけれど、慣れてしまえば運転しやすいと思うし。
あと、やっぱりロータリーってのは素晴らしいと思います。
いらぬ信号待ちなんてのが無いので便利です。
でも、絶対に日本の交通事情ではロータリーなんて無理なんだろうなぁって思いますけどね^^;
テーマが・・・車もコンパクトでカワイイ感じですね。
風車の画像、どれもお持ち帰りして壁紙にしたいほどステキ!
チキ夫さまお気に入りの一枚、確かに素晴しい構図ですね。
コレ見てたら、久々に油絵が描きたくなりましたよ(笑)
なーんて言いつつ、アルマグロってマグロが美味しいのかしらなんて、
やっぱり食べ物も恋しいのでした(爆)
ただし、ヨーロッパはロータリーが多いので、「何番目を曲がる」なんていう指示が出るので、慣れないととまどいます。
特に、「この道は、一本に入れるの?」というような、小径があった場合など。そんな時は、グルグルロータリーを廻ったりしてますけど・・・。(笑)
dinoさん守備範囲、広すぎ!!
陶芸だけじゃなくって油絵もやるのね~。
そういえば、あたくしも数年前に絵をやろうかと思って買ってきたスケッチブックが数枚の落書きを書いただけで放置してあるわ・・・^^;
アルマグロは内陸なので、マグロは無いとは思うけど(笑)、ハモンは旨かったぞ~~~!!
英語なんですね。
スペイン語よりはマシだけど、多分何を喋ってるのか理解しようとしているうちに、行くべき道を通り過ぎてしまうような気がしますわ(笑)
でも、やっぱりちゃんとロータリーでは何番目を曲がるなんて指示を出してくれるんですね~~!!今度は、使うかどうかは別にしてナビつきにしてみしょうかな♪
こんなところでセコセコした考えなんてバカらしくなっちゃいますよね。
楽器弾きなのに、ドンキホーテよりも「第三の男」の「た~らり~らり~んらり~ん」とエビスのCMのバック音楽が鳴り響いてしまいます。
冷蔵庫にエビス1本だけ残っていたうよな、確か(もったいなくてなかなか呑めない)。呑んじゃお!
あたくしも、おうちの冷蔵庫に眠っているちょっと高いビールとか、ちょっと高いワインとかって、いつかゴージャスなメニューの時に飲もうって思って、無駄に寝かせてあることが多いです。
ゴージャスな食事っていつやねん!!
・・・みたいな(笑)